小学生のお子様が仮性近視と診断された時、親はショックですよね。我が家の場合、小学3年生の時その日は突然やってきました。「視力1.5って羨ましい・お母さんもそんな目が欲しいな!」ついこないだまで、そう話していたのに・・
眼科では点眼薬をもらい、視力回復センターに必死で通いました。・・・結局、今はコンタクト青年に成長しましたが。
あの時、私が鍼灸師であったら・・・
いや、せめて鍼灸で仮性近視が治療できると知っていたら・・何かが違っていたのかなと思う事があります。(水泳部の練習でターンの時よく見えなくて一生モノの前歯を折ったよね・涙)
仮性近視は鍼灸と普段の生活の改善で、治る可能性高いです。
お母さんはお子様を心配する余り、姿勢や普段の生活を急にガミガミ言いだしがち(全部私のこと。) 子供は母親の不安や焦りを小さい体に全部受け止めて一生懸命にママに付いていきます(ごめんよ・息子!)
仮性近視かなと思ったら早めの治療がお薦めです。
ぜひ、慌てずに優しくお子様とこれからの事をことを話し合ってみてください。それが全部出来なかった、ダメダメな私からのお願いです。私も全力で応援します!
鍼助での「仮性近視の治療」について。
学童期に長時間の近業(読書、勉強、ゲーム、スマホなど)によって強い調節状態が続くと、毛様体筋の緊張が亢進して水晶体の屈折力が持続的に増し、近視になります。これを仮性近視といいます。仮性近視が固定してしまうと真性近視となります。
眼科での仮性近視の改善法は、点眼薬で行います。薬の作用を用いて緊張している毛様筋を緩和させることによって、病状の改善を促します。 就寝前に点眼薬を使えば、就寝中に毛様筋の緊張が解け、視力の回復が望めます。 ただし、仮性でない近視の場合であるならば、点眼薬の使用によって若干の改善は見られるものの、根本的な改善には至りません。
当院では毛様体筋の緊張の緩和と網膜の血行改善を図るために、側頭部・目の周囲・背中・首に鍼とお灸で治療します。痛くなく・熱くなく・子供様が安全に治療を受けられるように配慮しております。
鍼助での治療ポイント
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事前にお子様が保護者の方とどういう風に話し合われて鍼助にお見えになったのか?お子様の様子をお伺いして今後フォローに入るための参考にさせて頂きます。
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保護者の方に説明すると同時に、お子様にも分かりやすく説明・同意を得ます。
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鍼は低学年のお子様の場合、最初は刺さない鍼を使います。
- 慣れてきて恐怖心がなくなれば本人と保護者の同意を得て刺す鍼を使います。決して無理強いはしません。が・慣れてもらうためにあの手・この手を使います。
治療期間の目安
週3回を20回で1クール。1クール終了したら10日休止して次のクールに入ります。2〜3ヶ月で治癒するケースが多いです。
治療費とお時間について
初回:3500円(本人への説明なども含め約1時間) 2回目からは2500円(約30分です)