手・指の痺れの治療
- 手や指がじんじんとする
- 手に力が入りにくい
- 感覚が鈍くなっている気がする
手・指の痺れとは
手や指の痺れは、多くの方が日常的に感じることのある不快な症状です。
軽いしびれから、ピリピリとした感覚、場合によっては痛みや感覚麻痺を伴うこともあります。
この症状は一時的なものから、慢性的な状態まで様々で、日常生活に支障をきたすこともあります。
痺れを軽視せず、早めに対処することが大切です。
手・指の痺れの原因
手や指の痺れには様々な原因があり、日常生活の中で気づかないうちに悪化することがあります。
以下では、代表的な原因について詳しく解説します。
姿勢の悪さや筋肉の緊張
日常的に長時間同じ姿勢でいることや、スマートフォンやパソコンの操作で不自然な姿勢を続けることが、手や指の痺れの主な原因です。
首や肩の筋肉が緊張し、その影響で神経が圧迫されることで、手や指に痺れが現れます。
特にデスクワークをしている方は、無意識に体を固めてしまうことが多いため、注意が必要です。
血行不良
手や指に十分な血液が届かないと、酸素や栄養が不足し、痺れを感じることがあります。
冬場の寒い日や、長時間同じ姿勢でいることで血流が悪くなり、手足が冷えて痺れが生じることが多いです。
血行不良は一時的なものであればすぐに解消されますが、慢性的に続く場合は改善策が必要です。
神経の圧迫
なで肩や巻き肩の方は、首から手につながる神経が圧迫されやすく、痺れが出やすくなります。
神経が圧迫されることで、痺れが発生します。
これには、頸椎の変形や椎間板ヘルニア、胸郭出口症候群、手根管症候群など、神経が物理的に圧迫される疾患が関与している場合があります。
首や肩、手首の使い過ぎや過度の負担が神経を圧迫し、その結果、手や指に痺れが現れます。
ストレスや疲労
精神的なストレスや極度の疲労も、手や指の痺れに影響を与えることがあります。
ストレスが蓄積すると自律神経のバランスが乱れ、血行不良や筋肉の緊張を引き起こしやすくなります。
その結果、痺れが現れることがあります。日常的にストレスを感じやすい方や、疲れが溜まりやすい方は、これらの要因にも注意が必要です。
栄養不足
ビタミンB群やミネラルの不足も、神経の働きに影響を与え、手や指に痺れを引き起こすことがあります。
特にビタミンB12は、神経の健康を保つために重要な栄養素です。
不足すると神経の働きが低下し、痺れを感じやすくなるため、バランスの良い食事を心がけることが大切です。
手・指の痺れから考えられる病気
手や指の痺れは、単なる血行不良や一時的な神経の圧迫だけでなく、重大な病気のサインである可能性もあります。例えば、以下のような病気が考えられます。
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ゴルフ肘・テニス肘・野球肘
腕の使いすぎにより、肘の関節や腕全体の筋肉に痛みが生じることがあります。通称で呼ばれるこれらの症状には正式な病名があり、テニス肘は上腕骨外側上顆炎、ゴルフ肘や野球肘は上腕骨内側上顆炎と呼ばれます。
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頸椎椎間板ヘルニア
首の椎間板が神経を圧迫し、手や指に痺れが現れます
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手根管症候群
手首の部分で正中神経が圧迫されることにより、指先に痺れや痛みが生じます。
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糖尿病性神経障害
糖尿病に関連する神経障害が進行すると、手や指に痺れが生じることがあります。
手・指の痺れを放っておくと
手や指の痺れを放置すると、さらに悪化する可能性があります。例えば、軽い痺れが徐々に強まり、感覚麻痺や運動障害を引き起こすことがあります。
また、病気が原因の場合、早期治療を怠ると症状が進行し、回復が難しくなることもあります。
気になる痺れが続く場合は、専門の医療機関や鍼灸院での診察・治療を早めに検討しましょう。
鍼灸で治療できる
手・指の痺れの緩和について
血行不良による筋肉の強ばりが原因の痺れに対しては、「鍼」を用いたアプローチが効果的です。
効果 | 説明 |
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筋肉の緊張緩和 | 筋肉のこりをほぐすことで、神経を圧迫して症状が現れている場合に改善が期待できます。 |
血流改善 | 患部や神経を栄養する血管の血流が悪くなることで神経の修復は遅れてしまうため、回復が長引いているような場合に効果的です。 |
炎症の抑制作用 | 炎症反応があれば炎症を抑えてくれる作用もあるため症状の軽減が期待できます。 |
鍼灸院 鍼助での治療法
鍼助では、神経を圧迫している筋肉の緊張をほぐし、炎症を除去すると共に、神経根の圧迫を減らして痛みや痺れの解消を図ります。
手や指先の痺れは、授乳中の女性やなで肩の女性に多く見られます。
当院は完全個室で、治療家も女性ですので、安心してご相談ください。
星ヶ丘駅徒歩2分|大人と子供の鍼灸院 鍼助の特徴
患者さんの痛み、体格、鍼経験の有無などを考慮しながら治療を進めます。
鍼を術者が数本打って電気を流しておしまい・・のお任せ治療の経験はないですか?
ほら?痛くない、何も感じないでしょ?が売りの治療をされた経験はないですか?
治りましたか?と聞かれ、ちょっと良くならないけど、
痛くなかったし、なんか楽になったよーな気がする・・ではなかったですか?
腰痛・肩こりについては、トリガーポイントに的確に鍼を当ててナンボだと思っています。
的確にポイントをとらえると、筋肉が勝手にピクッと反応する”トゥイッチ”という響きがあります。
(痛みではないのでご安心くださいね)
トリガーポイントに鍼を当てるには
術者が筋肉の解剖学的走行を叩き込み、イメージできなくてはなりません。
そして触診でその場所を的確に見つけられる技術も必要です。
そして何より、術者は独りよがりにならず、
きちんと患者さんと痛みのポイントを探す共同作業をするべきだと思っています。
術者がポイントを捉えても、鍼先はとても小さいものです。
患者さんは、治療に慣れるとわかってきます。
ポイントに近いのか、当たったのか、僅かに離れているのか、
お互いがチームとなって腰痛に対峙すると、効果は抜群に出ます。
術者は、ひとりよがりの自己満治療をしない
患者さんは、術者お任せ主義にならない
これが、腰痛と肩こり治療における鍼助の治療スタイルです。
料金・施術時間
(別途 初診料2,000円+税 がかかります)
お問い合わせ
アクセス
店舗名 | 大人と子どもの鍼灸院 鍼助 |
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住所 | 〒464-0802 愛知県名古屋市千種区星が丘元町14−71 2F |
電話番号 | 090-2921-6034 |
定休日 | 火・土・祝日 |
営業時間 | 9:00~20:00 |