潰瘍性大腸炎とストレスの関係性

公開日:2024年5月1日

潰瘍性大腸炎とストレスの関係性

過度のストレスは私たちの健康に様々な影響を及ぼしますが、特に潰瘍性大腸炎の患者さんにとっては、その管理が不可欠です。
「潰瘍性大腸炎とストレスの関係性」を深堀りし、日常生活でのストレス対策や、潰瘍性大腸炎を抱える方々の生活改善に役立つ情報をご紹介します。

目次

1. 潰瘍性大腸炎とは:基本を理解する

潰瘍性大腸炎とは

潰瘍性大腸炎は、大腸の内壁に潰瘍や炎症ができる慢性の疾患です。
自己免疫疾患の一種とされており、日本国内でも多くの人がこの疾患に苦しんでいます。

初期症状は下痢やおなかの痛み、血便といった消化器系の一般的なトラブルから始まることが多いのですが、症状が進行すると体重減少や疲労感、貧血など全身症状に影響を及ぼすこともあります。

発症の原因はまだ完全には解明されておらず、遺伝的要因や環境、生活習慣など複数の要素が絡み合って起こると考えられています。

現在では炎症を抑える薬物療法や食事療法、重症化した場合には手術治療などが行われることがありますが、完治する病気ではないため、患者さんは日常生活の中で症状と向き合いながら生活していく必要があるのです。


潰瘍性大腸炎の基本情報
潰瘍性大腸炎の基本情報は
こちらで解説していますので
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「絶対に知っておくべき
潰瘍性大腸炎の基本情報解説」


2. ストレスと潰瘍性大腸炎の関連性

ストレスに悩む女性

潰瘍性大腸炎は、ストレスと深い関連があることが知られています。
慢性病として知られる潰瘍性大腸炎は、大腸の内壁に炎症と潰瘍が生じる疾患で、症状としては下痢や腹痛、血便などが現れます。多くの患者さんが日常生活におけるストレスを症状の悪化因子として報告しており、実際に心理社会的ストレスが疾患のリスクを高めることが示唆されているのです。

現代社会では避けがたいストレスですが、そのコントロールが潰瘍性大腸炎の治療においても重要なポイントとなります。

2.1. 研究から見るストレスと潰瘍性大腸炎のリンク

ストレスが潰瘍性大腸炎の発症や悪化に影響することは、多くの研究によって裏付けられています。

ストレスホルモンであるコルチゾールが免疫機能に影響を与えることで、炎症を引き起こす可能性が高まるとされています。

また、ストレスは腸の運動性にも影響を与え、症状のトリガーとなることが考えられています。
研究によっては、ストレスが直接的に大腸の炎症を促進することも示唆されており、その管理の重要性が強調されているのです。

2.2. 心理的ストレスが大腸に与える影響

心理的なストレスが人の大腸に与える影響は、様々な面で見られます。
ストレスは腸内環境にはたらきかけ、腸内フローラのバランスを乱すことで大腸の炎症を招く可能性があります。
また、ストレスフルな状況下では腸のバリア機能が損なわれ、有害な物質の腸内への侵入が容易になるとも考えられます。

このように、ストレスは直接的・間接的に大腸の健康に悪影響をもたらし、潰瘍性大腸炎の誘発や悪化を促す要因となります。

2.3. ストレス低減が潰瘍性大腸炎に与える効果

ストレス低減は潰瘍性大腸炎の治療において非常に効果が期待できるアプローチです。
リラクゼーション技法や心理療法を取り入れることで、ストレスの物理的な影響を減らし、症状の悪化を防ぐことができます。

ストレスマネジメントを積極的に行うことで、自律神経のバランスを整え、炎症反応を抑えることにつながるとされています。

潰瘍性大腸炎患者におけるストレスマネジメントの習慣化は、疾患の長期的なコントロールに寄与することでしょう。

3. ストレス対策:日頃からできる予防

深呼吸する女性

潰瘍性大腸炎を抱える人たちにとって、日々のストレスは症状を悪化させる要因となりえます。
予防策を日頃から心がけることで、発症のリスクを低減することが可能です。

ストレス管理は単に病気の回避だけでなく、精神的な健康と生活の質を高めるためにも重要な役割を果たします。日々の環境を見直し、リラックスできる空間を確保すること、また定期的な運動やバランスの取れた食事を心がけることが予防につながります。

3.1. ストレス管理の重要性と方法

ストレスは潰瘍性大腸炎の症状を悪化させることが知られています。
ストレスを適切に管理することで、病気のコントロールと生活の質の向上が期待できます。

ストレス管理の方法としてまず挙げられるのは、自己の感情や身体の反応に注意を向けることです。
日記をつける
ことで、何がストレスの源になっているのかを明確にし、対処法を見つける手助けになります。

また、瞑想やマインドフルネスなどの練習を日常に取り入れることで、ストレスに対する耐性を強化することができます。
具体的なテクニックとしては、深呼吸、ヨガ、瞑想が効果的です。

さらに、ストレスを感じたときは、ポジティブなコミュニケーションを取ることが鍵となるでしょう。
家族や友人、同僚とよく話し合い、心の支えとなる人々との関係を強化していくことが、ストレスを管理する上で非常に有効です。

3.2. マインドフルネスとリラクゼーションテクニックの活用

マインドフルネスとは、現在起きていることに集中し、ありのままを受け入れる練習のことを指します。

潰瘍性大腸炎の患者さんにとってマインドフルネスは、ストレス源から距離を置き、心を落ち着かせる助けとなります。

定期的にマインドフルネスの練習をすることで、不安やストレスを和らげ、身体的な症状にも積極的な影響をもたらします。瞑想や深呼吸に代表されるリラクゼーションテクニックも、心身の緊張を解きほぐし、ストレスに立ち向かうための心の準備を整えるために有益です。

これらのテクニックは学習しやすく、日常生活に取り入れることができるため、気軽に始められるストレス管理の手段であります。

3.3. 運動と栄養:全体的な健康改善に向けて

運動は心身の健康を維持するために欠かせない要素であり、ストレスを軽減させる効果があるという研究結果もあります。

ウォーキング、ジョギング、水泳など、自分の体調に合わせた運動を定期的に行うことで、ストレスホルモンのバランスを整え、心の安定に寄与します。

また、適切な栄養素を摂取することもまた、ストレスに強い体を作るために大切です。
ビタミン、ミネラルをはじめとする栄養バランスの取れた食事は、免疫系の健康を支え、ストレスに対するレジリエンスを強化します。心地よい運動と栄養ある食生活の両方を見直すことで、ストレスの影響を減少させ、全体的な健康状態を改善することが期待できます。

4. 潰瘍性大腸炎患者のライフスタイル変化

リラックスする女性

潰瘍性大腸炎は、日常生活にも多くの影響を及ぼします。
特に慢性的な疾患であるため、患者さんは日々のライフスタイルを見直し、病気の症状と上手に付き合っていく必要があります。

日常の食生活の改善、適度な運動の導入、ストレス管理の強化など、多方面での積極的なライフスタイルの変更が求められます。

潰瘍性大腸炎に罹患している方向けに、ライフスタイルの変化に焦点を当てた具体的なアドバイスをしていきます。

4.1. 健康的な生活習慣の導入

潰瘍性大腸炎患者の生活習慣において非常に重要なのが、バランスの取れた食生活です。
食事は、病気の管理だけでなく、全体の健康状態に直接的な影響を及ぼします。

摂取する栄養素に注意を払いながら、食物繊維が豊富な野菜や、良質なたんぱく質をバランス良く摂取することが必要です。

また、規則正しい食事の時間を設けることも大切で、消化器官に無理のないように体内時計を整えていくことが望まれます。

水分摂取も重視し、脱水状態を避けることで、炎症を抑える助けとなります。
これらの食生活の改善は、少しずつ取り組んでいくことで、体調の変化を感じることができるでしょう。

4.2. 睡眠パターンとストレス軽減の関係

良質な睡眠は、体の回復だけに止まらず、ストレスを軽減させる上で極めて重要な役割を果たします。
潰瘍性大腸炎患者にとって、十分な睡眠は病状の改善につながるだけではなく、ストレス耐性を高めることにも繋がります。

ストレスは症状を悪化させるトリガーとなるため、質の良い睡眠を確保することで、ストレスを効果的に管理することが可能になるのです。

就寝前のリラクゼーション、無理のないスケジュール管理、寝室環境の整備などを心がけることで、睡眠の質を高め、症状のコントロールに役立てることができるでしょう。

4.3. ソーシャルサポートの重要性

潰瘍性大腸炎を抱えながらの生活は、時に孤独感や不安を伴うことがあります。
そうした精神的負担を軽減するために、ソーシャルサポートの充実がとても重要です。

家族、友人、同僚、医療従事者など、周りの支援は精神的な安定をもたらし、ストレスの減少に直結します。また、同じ患者同士のコミュニティに参加することで、共感や情報交換、励ましを受けることができます。

サポートを受けることで、病気の受容や治療への積極的な姿勢にも繋がるのです。
オンラインフォーラムや地域のグループなどに積極的に関わることで、心の負担を減らし、潰瘍性大腸炎との向き合い方を見つけていくことができるでしょう。

5. 職場でのストレスマネジメント

職場

職場は多くの人たちにとって、日々の生活の中でいちばん時間を過ごす場所になります。
そんな職場でのストレスは、メンタルやフィジカルの健康に大きな影響を及ぼすことがあります。

過度なプレッシャーや期日、人間関係のトラブルなど様々な要因がストレスを生む原因となり、業務の効率を下げるだけでなく、潰瘍性大腸炎のような健康問題を悪化させる可能性があります。

職場環境のストレスを適切に管理し、健康を維持することは非常に重要です。

5.1. 職場におけるストレスの原因と対策

職場におけるストレスの主な原因として、長時間労働、不明確な職務内容、上下関係の問題、過度な競争、人間関係のトラブルなどが挙げられます。

これらのストレス源に対処するためには、まずはそれぞれの原因を特定し、どのような部分が自分にとってストレスとなっているのかを理解することが必要です。

原因が明らかになれば、それを改善するための具体的な対策を立てることができます。
例えば、業務の量や期限について上司と相談を行ったり、作業の効率化を図るための時間管理術を学んだりすることから始めると良いでしょう。

また、職場の人間関係を良好に保つためのコミュニケーションスキルを身につけることも、ストレス軽減に繋がります。

5.2. 時間管理技法で仕事のストレスをコントロール

時間管理は、職場におけるストレスを軽減するための有効な方法のひとつです。
仕事の優先度を明確にし、リストやスケジュールを用いることで、タスクが頭の中でごちゃごちゃになるのを防ぎます。

また、締切の厳しいプロジェクトの計画を立てる際には、余裕を持ったスケジューリングが重要です。
時間管理技法を駆使することで、業務の進行に対する自信がつき、ストレスを感じる頻度が減少します。

タイムブロッキングやポモドーロテクニックのような時間管理法を活用することもおすすめです。これらの戦略を実践することで、効率的かつ効果的に仕事を進めることができるでしょう。

5.3. コミュニケーションと休憩のバランスを取る

職場でもっともストレスを感じる瞬間は、しばしばコミュニケーションの不足や誤解が原因で起こります。
明確かつ適切なコミュニケーションを図ることによって、仕事のミスや誤解を未然に防ぎ、職場の雰囲気を向上させます。

一方で、適切な休憩も同じく重要です。
絶えず高い生産性を求められる職場では、休憩を省略しがちですが、これは逆効果であり得ます。
定期的な休憩を取ることによって、集中力が高まり、結果的に仕事の効率を上げることができるのです。

息抜きとして、短い散歩をしたり、深呼吸のエクササイズをしたりすることで、心と体をリフレッシュさせることができます。

6. 心理的サポートと潰瘍性大腸炎

カウンセリング

潰瘍性大腸炎の患者さまは、ただでさえ体の苦痛に耐えなければならないという重たい負担を背負っております。しかし、そんな中でも、心のケアがひときわ重要だとされているのです。

精神的な不安やストレスは症状を悪化させる原因のひとつと考えられており、心理的な側面からのアプローチは無視できない重要な要素であると言われています。

そこで、心理的なサポートを受けることで、患者さまは不安やストレスを軽減し、病気との闘いを少しでも楽にしていくことができるのです。

この心理的なサポートには、専門的なカウンセリングや、心理療法、サポートグループへの参加、それに従事する家族への教育などがあります。

6.1. カウンセリングと心理療法の役割

潰瘍性大腸炎を抱える患者さまが直面する日常のストレスには、カウンセリングや心理療法が効果的な支援となり得ます。

専門のカウンセラーや臨床心理士は、患者さまが感じている不安や恐れ、ストレス要因を一緒に振り返ることによって、心の負担を軽くする手助けを致します。

また、認知行動療法などの心理療法は、否定的思考や行動パターンを見直し、より前向きで健全な行動へと導いていきます。

これによって、患者さまの心理的なウェルビーイングが高まり、体の健康も促進されると考えられているのです。治療の過程でクリニカルなサポートとなる心理療法は、潰瘍性大腸炎と共に生きる上で欠かせないものと言えましょう。

6.2. サポートグループの利点

潰瘍性大腸炎の患者さまにとって、サポートグループの存在は心強いものです。
同じような悩みを抱える仲間との交流を通じて、自らの経験を共有し、他者の成功事例から学ぶことができます。

また、サポートグループは情報交換の場でもあり、最新の治療法や生活上の工夫など貴重な知見を共有できる利点があります。

孤独感や隔たりを感じがちな患者さまにとって、共感を得られる場所は精神的安定に繋がるため、サポートグループの役割は非常に大きいのです。

6.3. 患者と家族への心理教育

潰瘍性大腸炎の治療だけでなく、日常生活においても家族の理解とサポートは欠かせません。
心理教育は、患者さまだけでなく、その家族にも対象を広げて提供されることが望ましいです。

患者さま自身が病気について深く理解し、ストレスの原因となる要素を明確にすること、また、家族がどのように寄り添い、助けを提供するかを学ぶことは、治療の成果を高めることにつながります。

家族が潰瘍性大腸炎に関する知識を持ち、患者さまの感情的な状態を理解することで、より良い家庭内サポートが実現するのです。

7. ストレスを軽減する栄養と食生活

ストレス軽減

現代社会においてストレスは避けがたい存在ですが、食生活を見直すことでその影響を軽減することが可能です。
ストレス状態が続くと、心身にさまざまな不調が現れることがありますが、特定の栄養素を意識的に摂取することで、そのリスクを下げることができるでしょう。

食事は私たちの健康を維持するうえで基本的な要素であり、特に潰瘍性大腸炎を抱える方々にとっては、日々のストレスレベルをコントロールする上で重要な役割を果たします。


事と潰瘍性大腸炎の関連性
食事と潰瘍性大腸炎の関連性は
こちらで解説していますので
ぜひご覧ください。

「食事と潰瘍性大腸炎の関連性」


8. まとめ:ストレスと潰瘍性大腸炎を上手に付き合う方法

ストレスは私たちの健康に大きな影響を与え、特に潰瘍性大腸炎を持つ人々にとってはその管理が重要です。

ストレスと上手に付き合い、潰瘍性大腸炎のコントロールに繋げていくために、どの手法がどのように役立つか、また習慣化することの大切さについても触れていきますので、ぜひ参考にしてください。

8.1. ストレスマネジメント技術の総括

私たちの生活の中で避けがたいストレスですが、管理する技術を身につけることは潰瘍性大腸炎の症状をコントロールする上で非常に重要です。

具体的な技術としては、まずストレスの原因を見極め、それに対する具体的な対策を考えることから始めます。

リラクゼーション技法、マインドフルネス、深呼吸などが効果的であることがわかっています。
また、自分がリラックスできる趣味やアクティビティを持つこと、時間をうまく管理することも大切です。

ストレスとの付き合い方一つが潰瘍性大腸炎との付き合い方を変えることができます。
複数のテクニックを日常に取り入れ、ストレスに対する自己の耐性を高めていきましょう。

8.2. 長期的な視点での潰瘍性大腸炎ケア

潰瘍性大腸炎は長期にわたる病気であり、日々の小さな積み重ねが大きな変化につながります。
継続的なケアとしては、食生活の見直しや定期的な運動が基本となりますが、ストレス耐性を養うことも不可欠です。

また、定期的な医療チェックと相談を怠らず、病気と向き合う積極的な姿勢が必要です。
患者さん自身が自分の体をよく知り、どのような時にストレスが増加しやすいのか、あるいはどのような症状があらわれやすいのかを把握することが、長期的な健康管理に繋がります。

8.3. 継続は力なり:健康習慣の維持

毎日の健康習慣を維持することは、潰瘍性大腸炎と上手に付き合っていくための鍵です。
ストレスに強い体を作るためには、良質な睡眠、バランスの取れた食事、定期的な運動が欠かせません。

これらの習慣を一つずつ見直し、改善していくことで、ストレスに負けない体づくりを目指しましょう。

睡眠は特に重要であり、質の良い睡眠を取ることで体の回復を促し、ストレスレベルを抑える効果があります。

また、規則正しい生活を心がけることで生体リズムも整えられるので、ストレスが少ない健康的な毎日を送ることができるのです。

5.鍼灸院 鍼助での治療法

3ヶ月集中治療は
専門スタッフがサポート

今野 裕子

トリートメント・コーディネーター
栄養士・健康管理士

今野 裕子

全大腸型・2022年鍼助鍼灸治療にて寛解機維持。2児の母。

集中治療がスタートすると
UCセルフケアで、意外にいろいろな壁に当たります。
・思ったよりお灸が進まない
・治療が成功した人はどのくらいお灸していたの?
・なにを食べたらいいのかわからい
・お灸も食事も時短したい
・おやつが食べたい
そんな悩みにお答えし、あなたにピッタリなセルフケアの
方法をご提案させていただきます。

当院では4つの柱で
寛解期への導入を助けます。


・免疫力を高める鍼灸(免疫力を上げ、薬が効く体・減薬可能な身体を作る)
・潰瘍性大腸炎鍼灸(大腸壁の血流を上げ細胞の治癒を促進させる)
・自律神経を整える鍼灸(ステロイドによる不眠にも対応します)
・潰瘍性大腸炎を増悪させるNSAIDs(痛み止め)を使用しないための治療
(生理痛・頭痛などの治療)

病院に行ってもなかなか寛解期を迎えられず、症状に苦しんでいる方、
潰瘍性大腸炎の治療に出口が見えず、落胆されている方、
寛解期誘導治療を受けることになかなか踏み切だせない、
そんな方はぜひ鍼助で
【ご相談と治療体験】
受けてみませんか?

日頃のお悩みをお聞かせください。
一度の治癒体験で効果を感じられる
患者様も多々いらっしゃいます。

毎月先着2名様限定
14,000円⇒8,800円
でお受けしております。
当院の改善方法1
当院の改善方法2

私も潰瘍性大腸炎の患者です

私は大学2年の時に潰瘍性大腸を発病しました。
痔だと思っていたのが便器に血が滴る程になり、
渋々行った肛門科ですぐに紹介状を書かれ
京都第一日赤に向かいました。
まだ古く薄暗かった病院のトイレで検査の後、
不安で泣いたのを覚えています。
最初はペンタサが良く効きましたが、すぐに再燃。
その後は注腸ステロイド(ステロネマ)を繰り返し
長期に渡り使いました。
ストロイドによる大腿骨骨頭壊死で
3ヶ月寝たきり生活を30歳そこそこで経験しても尚、
病気は再燃ばかりの低空飛行・いつもいつもトイレが生活の中心
薬の副作用で、膣カンジダ・胆石・帯状疱疹・大腿骨骨頭壊死…
次々に病気になりました。
薬で胃が荒れ、30代後半からは
定期的に救急外来にお世話になる始末でした。
 
「薬で症状を抑える治療には限界がある」と薄々感じていましたが、
潰瘍性大腸炎歴が20年を超え、
薬を服用する度に感じる胃の痛みに
大腸癌・胃潰瘍の悪性化などのキーワードが頭をよぎり、
いよいよ焦りを感じるようになりました。 食べ物や食べ方を変え、
生活を変え、
鍼灸で体と心(自律神経)の養生をすると
体はゆっくり応えてくれました。 バナナの様なお通じが朝ご飯を食べたらツルンとある。
トイレットペーパーに便すら付かない。

…それが、どんなに嬉しく安堵し、1日をウキウキで過ごすことができることか。
残便感や便意を感じない生活がこんなに私をポジティブにするんだ!
と嬉しくなります。
この気持ち、UCで苦しむ方には分かっていただけると思います。 現在の私はというと、
調子に乗りすぎるとお腹がグルっとなり、
やっぱり私、UCね 笑
となる時もありますが… 血便がない・下痢じゃない・バナナうんちが出る・トイレに生活を支配されない

自分の体・生活のイニシアチブを自分が握れていることの絶対的な安心感ができました。


東洋医学は、薬のように一足飛びで症状が改善することはありません。
体を穏やかに【中庸(ちゅうよう)】に戻すことから始まるからです。
ピタリとハマると生活はとても楽になります。 中庸とは過不足なく偏らない状態のこと。
東洋医学では最も大切なことです。
東洋医学では病気は中庸の状態を保てないことから生まれる
と考えます。
・便の回数・出血を聞く5分程度の病院でのやりとりと薬局での薬の受け取りだけを
何年も続けておられる方
・薬を服用するのに全然スッキリされていない方
・ステロイド減薬ができない方
体と自律神経を【中庸】に導く
まずはそこから、鍼助で一緒に初めてみませんか? 潰瘍性大腸炎である私だからできる、潰瘍性大腸炎に特化した鍼灸治療で
あなたに明るい未来をご提供します。

当院の特徴

1.子どもと大人のための鍼灸院

子どもと大人のための鍼灸院
病院に行くほどではないけれどほっておけない不調や痛みを東洋医学の鍼灸を用いて改善させるご家庭のかかりつけ鍼灸院です。

2.完全予約制

完全予約制
患者お1人ずつお話を伺い丁寧に治療しています。お時間より早い来院は前の方の大切なお時間ですのでお控え下さい。

3.安心の完全個室

安心の完全個室
清潔な完全個室の空間です。女性も安心して施術をお受けいただけます。

4.カスタムメイドの治療

カスタムメイドの治療
お一人お一人のお体に合わせたカスタムメイドの治療を行います。鍼とお灸は症状に応じて必要な量を惜しみなく使います。

5.潰瘍性大腸炎の鍼灸治療

潰瘍性大腸炎の鍼灸治療
高麗手指鍼を用いたIBD鍼灸治療をおこなっております。専任のTC(トリートメントコーディネーター)が食事とセルフケアのサポートをします。

6.お受験鍼灸

お受験鍼灸
受験期の子どもたちのストレスによる不調を改善させ、元気に受験日を迎えるサポートをします。

7.薄毛育毛の鍼治療

薄毛育毛の鍼治療
男性だけでなく、女性の薄毛にも効果が高い育毛治療です。治療期間は3~6ヶ月。薬の服用不要で効果を出します。

8. 97.3%の方が効果を実感

薄毛育毛の鍼治療
ご家族皆様で通われる方や、心身を癒しに来られる方からご支持をいただいております。

お客様の声

来院される前はどのような症状でお悩みでしたか?

中学で発病し、ひどいときは激しい腹痛で立っていられない、腰痛、血便、食事が摂れない等、日常生活が送れず、ほぼ寝たきりの状態で入退院を繰り返していました。 ステロイドの離脱にも失敗していたので薬に名寄らず体調を管理する方法を探していました。

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その問題を解決するためにどのような治療をされてきましたか?

・ステロイド治療 ・顆粒球除去療法 ・漢方 ・薬物治療(ペンタサ、朝コール、リアルダ…) ・バイオ製剤 ・整体

当院で治療を受けて現在の調子はどうですか?

入院中に鍼助さんにたどり着き退院後すぐに通い始めました。ステロイドの減薬中に調子が悪くなりそうなときもありましたが、治療とホームケアで持ち直しました。40mgから始まったステロイドは治療のお陰で0mgにできました。ステロイドがなくなってから1ヶ月程経った今も多少の体調の波はありますが、安定しています。

当院は他院とどう違いますか?

他院に伺った事がないので分かりませんが…潰瘍性大腸炎だけでなくその日の体調に合わせて最善の治療を行って頂けます。 また先生がとても気さくな方で治療中のおしゃべりがとても楽しいです。 鍼治療にホームケア(セルフケア)をする点で特に治療効果が高いと感じました。

どのような方に当院はお勧めですか?

薬物治療で行き詰まりを感じている方、自分で病気をコントロールする術を見つけたい方にお勧めです。

来院される前はどのような症状でお悩みでしたか?

潰瘍性大腸炎により1年間再熱と寛解を繰り返していた。来院直前は症状が一番酷く、仕事だけでなく日常生活さえも普通に送ることができなかったた。

お客様の声をもっと見る

その問題を解決するためにどのような治療をされてきましたか?

通院先で処方されるペンタサ顆粒、リアルダ、ペンサタ坐剤を毎日服用していた。

当院で治療を受けて現在の調子はどうですか?

当初は腹痛により夜も全く眠れず1日に数十回トイレに駆け込んでいたが、現在は腹痛もなく、1日1回健康的な便が出るようになった。腸が元気になったことで気持ちも明るくなった。

当院は他院とどう違いますか?

いつも話をしっかり聞いてくださり、個々に合わせた施術をしてくれます。治療のために通っていますが、何でも話せるお姉ちゃんのような井上先生に会いに行くのが楽しみになっています!!

どのような方に当院はお勧めですか?

潰瘍性大腸炎で薬が効かず、どうしたらいいのか悩んでいる方に是非お勧めしたいです!

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アクセス

店舗名 大人と子どもの鍼灸院 鍼助
住所 〒464-0802
愛知県名古屋市千種区星が丘元町14−71 2F
電話番号 090-2921-6034
定休日 火・土・祝日 
※土曜日は育毛専門の日です
営業時間 9:00~20:00
井上裕子
執筆者:井上裕子|Yuko Inoue

経歴
鍼灸師・国家資格取得
研修生として母校併設の鍼灸院で研鑽を重ねる
女性専門の鍼灸院「鍼助」開院
地域に密着したお灸教室を開催
Instagramで潰瘍性大腸炎に関する情報を発信しています